どうなる?!学校教育問題

理事長

教育問題では、指導要領が改定され「ゆとりの時間の使い方」「週5日制による家庭・地域での過ごし方」など教育問題に対して、今後どの様にしてゆこうとお考えですか。

市長

まず基礎学力の充実を徹底することと、個性の伸長をはかる教育指導に努めて頂きたいですね。週2日の休日の過ごし方についてですが、最近はTVゲームの普及などもあり、家庭で過ごす子どもが増えています。我々の時代は当たり前でしたが、やはり子ども同士が外で遊ぶことでしょう。子ども同士で遊んでいると自然にルールが身に付きますし、上級生が下級生を指導する中で、子ども同士での教育ができ、健全な子どもを育むことに繋がると思います。
 また、教育委員会の方針もあるでしょうが、校長先生が学校経営におけるリーダーシップを発揮し、教職員・保護者とのパイプ役となることが大切だと思います。

理事長

私たちは今、保護者・教職者・地域が三位一体となったPTCA運動をワークショップの開催を通して推進してゆき、そこから広がってゆくことを目指して活動してゆこうと考えていますが、その点についてはどうお考えですか。

市長

保護者・学校・地域には、それぞれの役割があると思います。保護者は学校に親しみを持ち、先生を援助しながら協力体制を築かなくてはなりません。最近は学校の枠を越えた先生の交流会、勉強会も盛んになっていると聞いています。そこで得たことを持ち帰り実践して頂きたいですね。地域に関しては、児童の登下校での目配り、また地域の伝統芸能の継承などを通した、ふれあいの場を提供することだと思います。三者がお互いの立場を理解し合い、事業などを開催してゆくことで三位一体となった教育といえるのではないでしょうか。.

やります!! 情報公開

理事長

「市民に開かれた市政」「主人公は市民の一人ひとりです」と公言されていましたが、今までのお話のなかで、行政側は市民の声を聞きたい、反映してゆきたいとのお考えですが、行政がいくら受け皿を作っても、それに対して市民が反応、参加しないことには“協働”には繋がらないと思います。市長が三原市民に望むこととは何でしょうか。

市長

まちづくりの基本は公平と公正でしょうね。まず開かれたまち「みはら」という視点で、行政の持っている情報を広報「みはら」等により情報公開するだけでなく、タウンミーティングを積極的に開催し、市民の皆さんと一緒になって、まちづくりを考える場が持てればと思います。そこへ市民の積極的参加を望みます。「合併を考える会」を住民主導で立ち上げ、開催されていますね。市長の一言には大変影響があることは分かりますが、私も市長という立場ではなく、五藤康之というフランクな立場で参加し、皆さんと意見交換をしてみたいですね。

理事長

本年度は、「合併を考える会」のなかで教育・福祉・行政・財政と4つの分科会を作り、市民の皆様とともに、「みはら」の抱える問題、合併後のまちづくりについて考え、積極的に行動してまいります。
 また、保護者・職員・地域とともに、教育問題について考える場を持ち、健全な子どもを育むための事業を開催してゆきます。
 本日は大変お忙しい中、貴重なお話しを聞かせていただきまして有難うございました。

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