「住民による合併を考える会」
福祉・環境分科会レポート

 昨年末に発足した「住民による合併を考える会」も半年が過ぎ、各分科会では具体的な活動に入ってきました。現在は、住民
参加、財政、教育、環境・福祉の4分科会で構成されています。そこでこの度、福祉・環境分科会リーダー(親本俊弥氏)へお伺いし、現在までの活動状況、今後、目指してゆく展開をお聞きしました。

 テーマを“寝たきりゼロをめざして、住民参加の福祉・環境社会”とし、現在までに数回の分科会を開催しました。3月にまとめた活動方針を基に、現在、三原市周辺地域の福祉制度及びサービス・福祉施設について調査している段階です。

抱えている課題
@訪問リハビリテーション・居宅療養管理指導に対する人材不足
A全般的に施設が不足し地域によってばらつきがある

 今後の三原市周辺地域の課題として私たちは次のようなことを考えています。
@合併を機に、より高度な専門家と設備を確保し、広域利用を図る

A行政と医療の連携を強くし、寝たきりを作らない予防とリハビリに注力する
B介護保険及び福祉制度を補完するため、ボランティア活動を取り入れるシステム作り

C市民自らが生涯健康でありつづけるという意識を持つよう啓発を行う

 少子高齢化が加速化してゆく今後、公的な福祉サービスのみで、高齢者を支えてゆくことは困難で、住民によるボランティア活動を活かせるシステム作りが必要となってくるのではないでしょうか。ボランティア活動を活性化してゆくためには、コーディネーターを設置し、ボランティアをした住民には、将来自分がサービスを受けることができる、地域通貨制度・時間預託制度の導入等が考えられます。

教育分科会担当
「討論会」開催第7回「住民による合併を考える会」開催
テーマ 完全学校週5日制は続けてゆくべきである?! ?! 完全学校週5日制は続けてゆくべきである?!

 「住民による合併を考える会」も第7回を迎え、各分科会も具体的な活動に入ってきました。今後は、定例会を各分科会が担当し合併後のまちを模索してゆく事業を開催してゆきます。今回は第1回目として、教育分科会が担当し、現在の教育問題・合併後に向けた広域教育などを盛り込んだ「討論会」を開催します。テーマについてご興味のある方は、お気軽にお越し下さい。

日時: 6月28日(金)18:30〜20:30
場所:三原市中央公民館(1階 第1研修室)
ご応募及びお問合せ先
(社)三原青年会議所 事務局 三原市皆実4−8−1
TEL:0848−63−3515 FAX:0848−62−1141
担当:地域主権実践委員会(平野・小林)

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