第1回「やっさもっさ」モニター会開催

 去る5月14日(火)サン・シープラザ第3会議室においてモニター会を開催いたしました。現在、三原市周辺地域在住の17名の皆様に、「やっさもっさ」のモニターをしていただき、毎号紙面について、まちづくりについてのご意見をいただきながら(社)三原青年会議所活動に活かしております。いつもは活字でのキャッチボールですが、6名の「やっさもっさ」モニターの皆様をお迎えし、周辺地域のまちづくり・教育問題などお互いが顔を合わせての意見交換を行い、以下のようなご意見を様々な視点から語っていただきました。

まちづくりへの市民参加意識は

★「私もよく友人とまちづくりについて話をしています。まちづくりには興味をもっていますが、主婦の立場からすれば「住民による合併を考える会」の開催時間に弊害があると感じます。例えば、主婦だけの分科会をつくってみてもおもしろいのではないですか」
★「三原市民は、三原市が周辺地域を吸収合併するというイメージをもっているのではないかと思います。また、合併することによって自分たちへの影響がいまひとつ見えていないのが原因ではないでしょうか。今後合併は加速度を増してゆくでしょう。行政側からの情報と住民は我がまちに誇りと愛着を持ち、参加すれば何が変わるのか、どう反映できるのかを考えることが必要です」
★「合併は今回で終わりではなく、将来的には第2次合併が必ずやってきます。もしかしたら、三原市周辺地域は吸収される合併になるのかも知れません。その為にも、行政は今後を見越した住民参加システムの構築をしてゆき、住民は参加意識だけでなく行動してゆく時期ではないでしょうか」

どう子どもを育む?!

★「4月号の「やっさもっさ」で、外で遊ぶ子どもたちが少ないと言われていましたが、正にその通りですね。私たちが子どもの時代は、自然の中で遊び、子どもたちで工夫して遊びをつくっていました。子どもが将来親になったときが不安でなりません。学校教育も大切ですが家庭教育の大切さを保護者が自覚することが必要ですね」
★「学校完全週5日制によって授業時間確保のために、運動会の前に授業をおこなったり、7時間授業をしているみたいですね。新一年生には負担が大きすぎるのではないでしょうか」
★「土曜日が完全に休みになったのは、教員の労働条件の問題もあったと考えます。学校によっては土曜日に教員がボランティアで活動しているところがあると聞いていますが、他の公務員と同じような週休2日制にすることと、学校を5日制にしたことには少し疑問があります。」

 今回モニター会を開催し感じたことは、参加された皆さんがみはらに対して予想以上に熱意を持っておられたことでした。今後の課題として、住民は積極的にまちづくりへ参加し、行政は総ての施策を企画の段階で情報公開してゆく必要があります。地域住民の意見に耳を傾けることで協働によるまちの実情にあった施策が実行することができるのではないでしょうか。今後もこの様な会を重ね広く意見を聞き、(社)三原青年会議所活動に活かしてゆきたいと思います。

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