新感鮮 瀬戸のやっさに夢未来

第27回三原やっさ踊り実行委員長 鶴田 幸彦
「新・感・鮮!瀬戸のやっさに夢未来!」
〜「愛・夢・交流そして平和」を願った ”三原やっさ祭り”〜
みなさん本当にありがとうございました!

 8月9日、10日、11日の3日間、第27回三原やっさ祭りは、三原を愛する市民の皆様をはじめ、地元企業や多くの団体の皆様のご協力、ご尽力により、無事盛大に開催することができました。ここに、三原やっさ祭り実行委員会を代表いたしまして、心より厚く御礼申し上げます。今年、三原やっさ祭り実行委員会では「今後のやっさ祭りを見据えて行動しよう」を合言葉に、広島県を代表する地域文化としてのやっさ祭りには「愛・夢・交流そして平和」という視点が必要であることを認識し、多くの行事と内容を企画・検討してまいりました。それが以前通りの日程への移行であり、ラジオ局との連携であり、統一地方音楽の実現であり、国際交流を含めたステージでのイベントでもあり、そして多くの方々に参加いただいた協賛行事の充実でありましたことを、どうかご理解いただけたらと思います。そのことによって、市民の皆様方をはじめ諸団体、多くの関係者の皆様方に大変ご迷惑をおかけいたしましたことを、この場をお借りいたしまして深くお詫びいたします。
 「混沌とした時代」という言葉がよく使われます。社会情勢や経済状態、国民感情までもが暗雲漂う状況で、各地のお祭りの存続自体が危ぶまれている時代です。がしかし、「総踊り」のあの異様な雰囲気を見られましたでしょうか、多くの行事に参加している人の額の汗を見られましたでしょうか、そしてまたスタッフ全員の熱意を感じられましたでしょうか。ここまでやっさ祭りを愛し、やっさ踊りを愛する多くの市民の皆様に支えられ続けている「三原やっさ祭り」、私たちには次世代に引き継ぐべきこの大切な伝統と文化があります。このやっさ祭りという場を通して、今見失われがちな地域コミュニティーがこうして形成されているということはとても重要なことであり、決して無駄にすべきことではないと強く感じました。
 最後になりますが、三原やっさ祭りが今後益々市民の皆様方の心のよりどころとなり、日本を代表するお祭りとなることを心より祈念いたしますとともに、今後とも三原やっさ祭り実行委員会に対しまして、皆様方のより一層のご理解とご支援、そしてご協力を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。