JCmark1997年1月1日No.232
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社団法人三原青年会議所新聞
YassaMossaロゴ35周年記念
'97 三原JCスローガン
尽志

−若き力の結集−


市民だれもが利用できる
    総合福祉健康センター
                     を

3月7日よりはじまった三原市議会で「総合福祉健康センター整備事業」について審議がなされています。そこで(社)三原青年会議所ではいったいどんなものができるのか、私たちはどのように利用できるのか、またお年寄りや身体障害者の人たちへの配慮はどうなっているのか等、議会に提出された資料をもとに検討してみました。

本当の意味での「総合案内所」を

提出された資料のうち「総合福祉健康センターの施設配置と機能展開の概要」により、各室でどのようなサービスが行われるのかがわかります。
3階にある管理事務所の機能として「総合案内」「総合相談業務」があります。詳しい内容については今後、検討されると思いますが、昨年私たち(社)三原青年会議所が提言を行ったような、三原市における福祉関係業務全体のコーディネートができるような「総合案内所」となることを望みます。福祉についての窓口の一本化を行うことは、複雑でわかりにくいといった福祉業務へのイメージから、開かれた福祉への転換に必要なことだと思います。個々の様々な事例に対処できるような「総合案内」の機能は是非実現していただきたいと考えます。

身障者の利用は

身障者への配慮としては、大型エレベータの増設やスロープの設置、また身障者用トイレの新設、1・5階エレベータ入口から3階・4階の案内所へのインターフォンの設置、身障者でも利用のしやすいドアの採用、また避難用すべり台の新設など、様々なことが考えられています。しかし5階の駐車場からスロープを使ってエレベータを利用しようとした場合、身障者の使用する車椅子を乗せる自動車のほとんどは、高さの問題で駐車場のエレベータに乗ることができず、利用できません。また1階から身障者用エレベータを利用するとしても、車を駐車するスペースがあまりありません。この施設は立地条件の良さから、健常者やお年寄りには非常に利用しやすいのですが、身体障害者、またベッドでの移動しかできない方たちへの、さらなる配慮が必要であると考えます。

重要なのはソフト面

今月28日には平成9年度の予算が議会を通過し、いよいよ工事がはじまることと思いますが、この施設をどのように運営してゆくのか、これから考えてゆかなければならないことも数多くあります。全体のコーディネート機能やソフト面については、今後、11月の開館に向けて、審議会のようなものを作り、検討されるようです。ハード面でどんな整備がされるとしても、大切なことはこの施設を利用するすべての人への配慮であり、それぞれの機能もさることながら、この施設全体のコンセプトが非常に重要なことであると考えます。
福祉センターという言葉を聞くと高齢者や身障者のためだけの施設だと思われがちですが、このたびできる「総合福祉健康センター」は市民の健康をサポートする機能を持った施設でもあります。保健福祉学園都市構想を推進する三原市にとって、その中核となる施設である「総合福祉健康センター」は、三原に暮らす私たち市民にとっても今後数十年に渡って利用していく重要な施設です。この施設をより多くの方に利用されるものとするために、市民の意見を取り入れ、広く市民に開かれた施設にしなければならないと思います。

総合福祉健康センターの施設配置と機能展開の概要

階別 室等の名称 規模 サービス機能の概要


相談室1.2.3.4 55.20u ・婦人相談・心配ごと相談・児童相談・母子相談ほか各種相談業務
テレワーク体験室 203.80u ・パソコン・ワープロ教室・インターネット等情報通信体験
管理事務所 128.00u ・総合案内・受付事務、各種行事案内・総合相談業務
・住民票・税関係等証明書発行業務・事業の企画運営 センター管理運営
管理室 12.80u ・利用受付(時間外)・施設管理(電話、空調、防災、照明等各室機器類等
調理実習室 120.00u ・妊婦教室の栄養指導・各種成人病教室の栄養
  栄養指導室 68.20u ・食生活改善推進員育成、研修・離乳食講習会・機能回復訓練の栄養指導  
言語訓練室 42.40u ・言語訓練、指導
機能回復訓練教室1 80.20u ・機能回復訓練・健康相談・育児相談・介護相談
・4カ月児、1歳6カ月児、3歳児健康診断・予防接種
  休養室
機能回復訓練教室2 200.00u
  健診室(内科) 12.40u ・内科健診
健診室(歯科) 12.40u ・歯科健診
スタッフルーム 20.80u ・記録管理・スタッフミーティングルーム
薬品室 15.80u ・健診予防接種機器の消毒・薬品収蔵
社会適応訓練室 106.00u ・障害者の社会適応訓練・障害者デイサービス事業の展開
(ワープロ教室、さをり織等)
  軽作業室 18.60u
休養室 12.00u
休憩室 25.00u
会議室1.2 6.00u ・各種会議
健康づくり常設展示コーナー 110.00u ・健康づくりのための啓発展示
  ヘルシープレイランド 165.00u ・コンピューターによる健康チェック
多目的ホール 200.00u ・講演、研修、各種展示・イベント
交流談話コーナー 110.00u ・交流・資料展示閲覧・映像による情報提供コーナー

階別 室等の名称 規模 サービス機能の概要


創作室 87.50u ・福祉用具の創作・普及・各種クラブ等による創作
教養娯楽室 73.60u ・民謡、大正琴、舞踊、ダンス等生涯学習活動・運動普及推進員育成、研修
健康増進室 165.40u ・フレッシュママの集い・親子教室、健康教室・各種健康増進活動
遊戯室 75.00u ・乳幼児の遊びの場・親子の遊びの場
おもちゃの図書館 41.00u ・友達やボランティアの人々とのふれあいの場
・障害や発達に遅れのある子ども達の遊びの場
総合案内所
(社会福祉協議会)
158.20u ・地域福祉、在宅福祉事業の拠点・ホームヘルパー派遣・移送サービス
・訪問入浴・給食サービス・老人クラブ・日赤三原市区事務局
・ボランティア活動支援・日常生活用具の貸し出し受付業務・その他福祉事業
  相談室1.2 15.60u
洗濯室 7.50u ・衣類、シーツ等の洗濯
ボランティアセンター    124.00u ・ボランティア活動(34団体)の拠点
  朗読録音室 18.20u ・録音テープ作成
点字翻訳室 20.60u ・点字本作成
会議室3.4.5 91.20u ・各種会議
研修室1.2 185.00u ・各種研修
介護資料
展示コーナー
156.00u ・ふれあいサロン・介護相談・介護実習講習会・介護機器等の展示
・福祉用具体験教室・福祉関係図書の閲覧、介護資料の提供
・世代間交流(高齢者と子どもの交流事業)
世代間
交流コーナー
交流談話コーナー 234.00u ・交流・資料展示閲覧・映像による情報提供コーナー
教養娯楽室2.3 102.80u ・教養、趣味、レクリエーション等生涯学習の場
・華道教室、茶道教室、書道教室・囲碁、将棋講座
喫茶コーナー 37.00u ・軽飲食サービス
福祉機器常設展示コーナー 72.00u ・福祉機器の常設展示


みたかきいたか今、最高の話題の商品はと言えば、文句なしに「たまごっち」だろう。とにかく猫も杓子も「たまごっち」である。新聞も記事として取り上げるくらいだから、これは間違いなくヒット商品といえる。ただ一部の報道で、おそらく「たまごっち」を育てたことなど一度もないような方々が、「現代の若者の未来は暗い」とか「育てたものを平気で殺す感覚は恐ろしい」とか、何だかトンチンカンな意見を話していて、逆にこういう感覚についていけない大人の未来のほうが暗いのではないかと心配する。◆テレビの時代劇では簡単に人が斬られて、勧善懲悪の名目で力の論理が横行しているのに、それは問題にならないのだろうか?「たまごっち」に関してはいろいろな意見もあるようだが、とりあえず数日育ててみないとこの面白さも、つまらなさも判らない。“おやじっち”になっても責任は持てませんが。◆現実の社会での努力はなかなか報われるものではない。ゲームに夢中になる子供の世界でもこれは同じことで、だからこそ、こういった遊びの基本となる“地味な努力の継続”というゲームが人気になるのではないだろうか。◆努力がなかなか報われない現実の社会の方が何だかバーチャルな世界よりも問題が多いような気がする。ゲームに夢中の子どもが社会に出た時、是非地味な努力の継続を忘れないで欲しい。


2月例会「優しさの架け橋」

〜老後の沙汰はまちしだい?〜
(社)三原青年会議所では、昨年来世代や障害を越えてすべての人が生き生きと輝き、生
きがいをもって生活できるそんな「ひとに優しいまち」をめざして活動しております。
日本は統計によると、2025年頃には4人に1人が65歳以上という超高齢社会を迎えよう
としています。そこで、去る2月19日(水)ひとに優しいまちづくり委員会(藤井寛也委
員長)では、高齢者問題に詳しい石黒暢さんを迎えて、今の高齢者福祉の現状や今後の考
方についてという題目で講演いただきました。「優しさの架け橋」石黒さんの講演から報告
いたします。

石黒 暢(いしぐろ のぶ)さん
1969年 京都生まれ
1988年4月 大阪外国語大学外国語学部デンマーク・スウェーデン語学科入学
      (在学中、デンマーク・コペンハーゲン大学社会福祉学科へ1年間留学)

1993年3月 大阪外国語大学外国語学部デンマーク・スウェーデン語学科卒業
1995年3月 同志社大学文学部研究科(社会福祉専攻)大学院修士課程卒業
1995年4月より大阪外国語大学外国語学部助手(文部教官)
専門は比較福祉、高齢者住宅

日本の高齢者福祉の現状

日本は今65歳以上人口比率が14%以上の高齢社会に突入しました。そして、現在37歳の人が65歳になる西暦2025年頃には25%を越えると予想されております。問題なのは、今後高齢者の比率が世界でかつて経験した事がない高率になるという事もありますが、そのスピードが、また世界に例がない程早いという事です。日本では昔から老後は、心の通じあった家族にみてもらう事が幸せであり、家族介護が美徳という観念が根強くあります。その事自体はたいへんすばらしい事ですが、社会の変化として大家族制から核家族化へ進み、女性の社会進出が進むなど、大きな壁につきあたっているのが現状です。
日本は世界一の長寿国という喜ばしい面の反面、寝たきりの高齢者の比率や高齢者の自殺率が高く、なかでも家族と同居している高齢者の自殺率が高いという暗い面も持ちあわせています。平均寿命の延びとともに平均的な介護年数が延びている中、生きがいをもって生活できる、明るい未来の為には、家族だけで高齢者を支えるのではなく、だれもがいつか通る自分自身の問題として、社会で高齢者を支える意識が必要であり、その意識に根ざした公的な社会福祉システムが求められています。

高齢者福祉の三原則

1979〜1982年、日本より高齢化が先に進んだデンマークの高齢者福祉委員会が、世界の高齢者福祉に大きな影響をあたえた三原則を発表しましたので紹介します。
(1)生活の継続性を保障
高齢者は、環境の適合性がなくなって来ますので、自分の住みなれた場所から離れるよりも、住みなれた場所でいかに生活できるか、いかにサポートできるかという考え方が大切です。
(2)自己決定の尊重
ややもすれば高齢者の意志よりも、介護する側や、行政的指導のもと、福祉の選択肢が狭められます。もっと高齢者の意志を尊重して多様な選択肢を供給する必要があります。たとえば、介護の必要な高齢者は、在宅での生活を希望しても自分の意志でなかなか決める事ができないのが実状です。
(3)残存能力を活用
高齢者と一言でいってもすべての能力が衰えているという訳ではありません。何でもしてあげるという考え方ではなく、自立を援助するという意識が大切です。高齢者は、ややもすれば自分の存在価値をみつける事ができず、家族や社会の中で孤立しやすくなります。家族や社会において、自己の役割意識を持つ事により、自己の存在価値を認め生きがいが生まれてくるのです。

三原市における
ひとに優しいまちづくり

三原市は、保健福祉学園都市構想のもと、今年度中には駅前に総合福祉健康センターが開設されるなど、福祉のハード面は整備されつつあるように聞いております。しかし、地方分権の流れの中、それを活用し支えるのは我々市民であり「福祉は行政まかせ」というスタンスではなく、我々自身が自分の事としてとらえ「お互いさま、助けあいましょう」の精神のもと三原にマッチした住民主体の福祉システムを構築していかなければなりません。その中核施設として、総合福祉健康センターをとらえ、市民自身が活用してゆく必要があると考えます。本年度ひとにやさしいまちづくり委員会では、三原の高齢者福祉の現状を調査し福祉健康センターのありかたを市民のみなさまと一緒にみはらのまちの未来を考えてゆきます。

●スウェーデンと日本における高齢化率の動向
出典:『超高齢化社会進化論』((社)日本青年会議所)


今年も
募集します!!

テーマ(題材)は何でもOK!
有名、無名は不問。あなただけが知っている情報/大歓迎!!

「備後百選」は備後周辺のことについて、そこに住む人々が個人的に持っている様々な情報を集めた資料集(データベース)です。
備後の良いところを共存したい、そしてそれを読んだ人が興味を持って、備後の街に出かけて行って欲しいという思いを込めて、募集選考、情報発信を行います。(百選とは百個ではなく、たくさんという意味です)
(例)
◎無名だけど、この季節にココからみる景色が私は大好き!
◎有名な観光地だけど、本当の見どころはココだよ!
◎遠方からきたお客さんに是非これを食べてもらいたい!
募集締切 平成9年5月末日まで
推薦方法 所定の推薦表にご記入していただき
     (社)三原青年会議所まで郵送して
     下さい。(推薦表・写真等は特別な
     場合を除き返却できません。
完成予定 平成9年 秋

備後百選はインターネットに掲載しています
備後インターネット

備後百選は尾道、因島、福山、府中、井原、笠岡、三原の七青年会議所で構成する備後連邦会議が合同で行う事業です。


「'97ミスやっさ」大募集!!
〜みはらを愛するあなたが素敵〜

広島県を代表する祭りとして定着してきた「三原やっさ祭り」は、今年第22回を迎え、たくさんの行事が予定されています。
この機会に私たちのまち「みはら」を全国にアピールしてみませんか!
美しく輝く海・緑あふれる街並み・大きく広がる青い空、そんなイキイキとした「みはら」を全国に向けてPRしていただける素敵な方を募集しています。

応募資格

・三原市内居住者または勤務者
・満18歳以上の未婚女性
・やっさ祭りを通じて三原をPRしていただける方
申込手続き
所定の申込用紙に必要事項を記入し、お申し込み下さい。
(書類はお返しいたしません)
申込先
三原市皆実町1331-1
三原商工会議所内
三原やっさ祭り実行委員会
TEL 62-6155 FAX 62-5900
受付期間
平成9年3月1日(土)
〜平成9年4月8日(火)
審査日時及び場所
@第1次審査(書類選考)
A第2次審査(公開審査)
平成9年4月26日(土)14:00〜
三原リージョンプラザ文化ホール
※1次審査合格の方には合格証並びに2次審査のご案内をいたします。
賞 品
ハワイ旅行6日間。その他表彰品。夏・冬制服を支給します。
(推薦者賞)ミスやっさに当選された3名の推薦者に豪華賞品。
主 催
三原やっさ祭り振興協議会
中国新聞社
後 援
中国放送・三原テレビ放送
その他
公開審査の服装は自由です。

ボランティアスタッフ
大募集
三原やっさ祭り実行委員会では
第22回三原やっさ祭りの企画・
運営・準備等のお手伝いをして
いただく、スタッフを募集して
おります。年齢・性別は問いま
せん。
「やっさ祭りが大好き」「三原
が大好き」という方、私たちと
一緒にやっさ祭りを作ってみま
せんか。


第13回

5月25日(日)宮浦公園にて「さつき祭り」と同時開催

毎年、三原をはじめ、本郷町、甲山町、御調町、瀬戸田町、世羅町など周辺各地から約200名のちびっ子力士が参加して開催される『わんぱく相撲三原場所』は今年で第13回を迎えます。
参加してくれる子ども達の中には、この大会を楽しみに両国・国技館を目指して練習を重ねてくる子がたくさんいます。すべてのわんぱく力士が勝つ喜びを知ることは難しいと思いますが、毎年子ども達は、こん身の力を振りしぼって頑張っています。
わんぱく相撲三原場所を通して、礼儀、努力すること、苦しさに耐えること、勝つことの喜び、負けることの悔しさ、敗者への思いやりを学び心豊かな子どもに育つように取り組んでまいりたいと考えております。
また、相撲を取ることによって、地域や学校や学年を越えた交流が生まれ、友達の輪が広がることを願っています。
参加資格 三原市及び近郊の男・女
小学生
参加費用 無料
※申し込みについての詳細は、『やっさもっさ4月号』に掲載します。奮ってご参加ください。


日時

4月26日(土)9:00〜12:00まで
場所
リージョンプラザ2F軽運動室
参加費用
無料
参加資格
小学生(1・2年生は保護者同伴)
申込及び問い合せ
(社)三原青年会議所事務局
TEL 63-3515 FAX 62-1141
(当日受付あり)

相撲教室のお知らせ
来たる4月26日(土)第13回わんぱく相撲三原場所に
先だち相撲教室を下記要綱で開催いたします。
相撲のルールをわかりやすく楽しくみんなで学んでゆ
きたいと思っております。ふるってご参加下さい。


入場無料 ただし入場券が必要です


(社)三原青年会議所創立35周年記念事業

●ごあいさつ
(社)三原青年会議所は、本年をもちまして、1962年(昭和37年)創立より35周年を迎えることが出来ました。これもひとえに市民の皆様、関係者各位の深いご理解と暖かいご支援、ご協力の賜であると心より感謝申し上げます。
創立以来、「明るい豊かなまちづくり」を基本理念に様々な運動を展開してまいりました。35周年という節目の年に、今一度原点に立ち戻り、そして未来を切り開くべく若き力の結築に尽くしております。
このたび記念事業として山田邦子さんをお招きし、市民の皆様に講演をお聞き頂き、少しでも皆様方への感謝の気持ちとさせていただきたいと考えております。
どうぞ、今後とも市民の皆様のより一層のご指導を賜わりますよう、よろしく申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

●ドーンと邦ちゃんがやってくる!
5月11日(日)、三原にタレントの山田邦子さんがやってきます。TVやラジオでお馴染みの邦ちゃんですが、リサイクルライフの実践者としても注目されています。
捨てる前にまず考えて――これが邦ちゃんのエコロジーです。ゴミとして簡単に捨てられてしまうのが、邦ちゃんの手作りで大変身!素敵なグッズが出来るのです。

●地球はゴミだらけ
私たちの生活は資源の大量消費によって支えられています。限りある資源を簡単に処分してしまったら、もったいない!ゴミをゼロにすることは出来ませんが、少なくしたり、無駄な消費を抑える事は出来るはず。リサイクルのナビゲーダーには誰だってなれるのですから。
(社)三原青年会議所では創立35周年を記念しての「邦ちゃんのリサイクルで未来クル」講演会を行います。邦ちゃんの楽しいトークを通して、リサイクルをもっと身近に感じていただき、その輪を少しでも広げて行きたいと思います。あと数年後の21世紀には「環境にやさしいまち三原」が実現できるように、この記念事業が重要なエポックとなると考えています。

山田邦子さん

【プロフィール】

昭和56年TBSドラマ『野々村病院物語』でデビュー。同時に『皆様右手をごらんくださいませ。一番高いのが中指です。』など一連のギャグを織り込んだバスガイドねたがばかうけ。更に同年の12月にビクターレコードから出た『邦子のかわい子』(バスガイド編)なるシングルレコードが大ヒットし、『ぶりっ子』という流行語まで生み出した。
翌年の“上半期有線放送大賞”では新人賞を受賞。又、バラエティジャンルでは、“放送演芸大賞”ホープ賞、“ゴールデンアロー賞”芸能部門賞、“花王名人大賞”新人賞を受賞。一躍、テレビ界の寵児となる。
最近では、司会・ドラマ・執筆等の分野にますますマルチぶりを発揮し、NHK“好きなタレント”調査では8年連続第1位という記録を更新中である。
文筆業においては、平成2年の『あっかんベーゼ』(太田出版)のベストセラーに続き、平成3年に出した『結婚式』(同)は発行部数40万部を超え、文芸部門の年間第1位にランクされた。以降も1年に1冊のペースで執筆している。


ちょっと一言

●ゴミ問題について

最近マスコミや新聞でゴミ問題が報じられていますが、かなりの量のゴミが家庭や企業から出て、ゴミを処理する場所もなくなっています。埋立なども限度があるでしょう。私たちの生活の中からは、いろいろなゴミが出されます。中でも赤ちゃんがいる家庭では、紙おむつの量が多くほかのゴミと合わせるとかなりの量になります。かといって布おむつを使うのは不便なので手軽な紙おむつを使ってしまいます。
そもそも「ゴミ」とは何でしょうか。最近よく聞く「捨てればごみ、生かせば資源」という言葉に表れているように「ゴミ」とは私たちが生活の中で不用と認識するからゴミになるのではないでしょうか。少し昔の暮らしを知っている人ならば、空き缶も、カンけり遊びをする子供たちにとっては大切な宝物だったことを思い起こされます。それを「ゴミ」と判断する根拠は物の中にあるのではなく、私たちの生活意識の中にあるのではないでしょうか。(古浜町・女性)
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